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経験に裏打ちされた学びを獲得できる

農大一高・一中の実験の数は、6年間でなんと80以上!それだけでなく、実験以外にも、様々な体験の機会があります。まず、中1では、厚木にある3,000㎡の専用農場で稲作を行います。田植え後も定期的に通い、除草、稲刈りまで行うことで、米づくりを自分の経験として体得することができます。

中2では、隣接する東京農業大学の施設を使い、教授の指導のもと、今度はお米を科学的に検証する実習を行います。まず新米と古米の見た目や味の違いを体験してから、指示薬を用いてお米の酸化度を測定し、実際の鮮度を調べます。このようにして、体験を研究につなげていくのです。
学びの本質を追求してゆく上で大切なのは、「本物」を知ることです。特に中学の3年間は机に向かって毎日教科書と黒板を見比べているだけではなく、いろいろな体験をしながら、学びの面白さに到達できる期間にしたいという思いから、理論だけではなく本物に触れ、体験して、自ら考え実行するというステップを重要視した教育を行っています。
高1、高2の希望者は、醤油づくりを体験できます。東京農業大学で発酵に関する講義を受けたり、醤油工場へ見学に行ったりします。製造の過程では、菌を培養したり、菌の変化や酵素の働きを観察したりするなど、科学的な観点からも醤油を学びます。

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